部屋を片付けたいと思っているのに、なかなかきれいに片付けられないという悩みを持つ方は少なくありません。
やみくもに片付けようとしても部屋はきれいに片付きません。
部屋をきれいに片付けるためには、片付ける順番が大切です。
汚部屋やゴミ屋敷から脱却するための片付け方法を解説します。
片付けるためのアイテムは買わない
片付けようと思うと、ついやりがちなのが片付けるためのアイテムを購入することでしょう。
収納するためのボックスや収納棚などを買い足そうとする人は多いものです。
ですが、先にやるべきことはもっと別なことなのです。
- 不用品を捨てる
- 片付けたいものを仕分ける
- 片付けやすいように収納する
順番をざっくりと分けた場合はこのようになります。
では次からこの3つについて詳しく解説します。
ステップ1.不用品を捨てる
ものが溢れかえっている場合、まずは片付ける必要がない不用品を捨てることから始めましょう。
このために収納してあるものを一度すべて出し、不用品を発見する作業をします。
収納しているものの中にも、探してみると不用品は出てきます。
とくに部屋のキャパシティーをオーバーしているほどものが溢れかえっている場合には、収納よりも捨てることが大切です。
捨てるものと迷うものと必要なものに分ける
部屋の中のものを大きく3つに分けていきます。
- 捨てるもの
- 捨てるか迷うもの
- 必要なもの
の3つの分類です。
捨てるものに当てはまるものは、どんどんゴミ袋に入れていきましょう。
自治体によって分別方法は異なると思いますので、すぐに捨てられるよう分別方法に従いゴミ袋を分けるとよいですね。
捨てるか迷うものはひとまず「迷い中」のエリアを作りそこにまとめます。
また必要なものも「必要なもの」のエリアを作りまとめていきます。
この時点で必要なものは分類しなくてもよいでしょう。
捨てるものをゴミ袋にまとめて処分することで、ものが減り少し片付けやすくなりますよ。
ステップ2.片付けたいものを仕分ける
次に必要なものと捨てるか迷うものを片付けやすいように仕分けていきます。
まずは種類ごとに分類しましょう。
- 衣類
- 書類、手紙
- 書籍、雑誌
- 雑貨、小物
- 趣味、玩具
このような分類でよいでしょう。
必要なものと捨てるか迷うものをざっくりと先ほどのように分類しまとめていきます。
この時点ではまだ収納はしないようにしましょう。
分類する中で捨てるか迷うものの中からやはり不要と思えるものがあればゴミ袋に入れます。
このとき、一度ゴミ袋に入れたものを再度出すことは避けましょう。
ざっくりと分けた後に再度に分類する
ざっくりとした分類が終わったら、ここから再度仕分けしていきます。
- 使う頻度が高いもの
- 時々使用するもの
- あまり使用しないが必要なもの
このように3つに分けていきます。
例えば衣類の場合普段着として良く着る服と、おしゃれ着などで時々しか着ない服、そして別の季節に着る服があるでしょう。
使用頻度別に仕分けることで、収納する場所が設定しやすくなります。
ステップ3.片付けやすいように収納する
いよいよものを収納する段階に入ります。
あまり使用しないが必要なものは収納BOXへ
まずは「あまり使用しないが必要なもの」を収納BOXなどに入れます。
この分類のものは少し取り出しにくい場所に収納してもあまり困ることはないでしょう。
ただどこにあるのかを把握するために、収納BOXにはラベルを貼り中身が分かるようにしましょう。
収納BOXは普段目に入らない場所に収納してもかまいません。
高い位置や押し入れなどの奥の方でもよいですね。
時々使用するものは目につきやすい場所に
時々使用するものを奥まったところに収納してしまうと取り出したいときに取り出しにくくなります。
そこで時々使用するものは目につきやすい場所に片付けるようにします。
このとき、すぐに取り出せる場所に置く必要はありません。
ある場所を目視できる場所に片付けることで、必要になった場合は探すことなく取り出せるのです。
探さず取り出せれば、周囲を散らかすことなく目的のものが取り出せます。
使う頻度が高いものはすぐ取り出せる位置に
使う頻度が高いものは、すぐに取り出せる場所に置きます。
衣類ならハンガーを使いクローゼットに吊るしておけばよいでしょう。
もし畳む必要がある衣類なら、タンスの肘くらいの高さの引き出しにしまいます。
この高さくらいが引き出しやすい位置でしょう。
筆記用具なら机の上のペン立てにしまう、食器類も普段使い物はすぐに取り出せる場所に収納します。
すぐに取り出せる場所に置くことで、収納するのも簡単になります。
簡単であれば片付けるのが楽になるため、その後散らかりにくくなるでしょう。
不足するものだけを購入する
収納するときの収納BOXや棚などは新たに購入するのではなく、今家にあるものを使います。
どうしても不足するものだけを買い足すようにしましょう。
収納アイテムを次々に購入してしまうと、収納アイテムをどう片付けたらよいか分からなくなる場合があります。
これを避けるためにも、収納時は今あるものを最大限活用することが望ましいのです。
まとめ
片付けが苦手な人は、どこから手を付けたらよいか分からない、不要なものまで片付けようとするといった人が多い傾向にあります。
そのために片付けるべきものを減らすことから始めるとよいでしょう。
さらに使用頻度別に片付けることで、散らかりにくく片付けやすい部屋作りができます。
使ったらすぐに片付けられるように整えると、きれいな部屋がキープしやすくなりますよ。
それでも自分ひとりでは片付けられない、ゴミ屋敷のようになってしまっている場合はぜひ「オリエント綜合企画」にご相談ください。
きれいに片付けるためのサポートが可能です。