毎年、夏になると「熱中症」のリスクが高まります。特に、遺品整理・不用品回収・ゴミ屋敷清掃など、ご自身で行おうとする作業では、屋内でも熱中症になるケースがあります。今回は、作業時の熱中症対策について詳しくご紹介します。
熱中症とは?
熱中症とは、高温多湿の環境で体温調整がうまくいかず、体内に熱がこもって起こるさまざまな症状のことです。主な症状には以下のようなものがあります。
・めまい、立ちくらみ
・筋肉のけいれん
・頭痛、吐き気
・意識障害
・発汗異常(汗が止まらない、逆に汗が出ない)
これらの症状が現れた場合は、すぐに涼しい場所へ移動し、水分と塩分を補給してください。重度の場合は救急車を呼ぶなど、早急な対応が必要です。
片付けや清掃作業と熱中症の関係
実は、熱中症は屋外だけでなく屋内でも発生します。特に、空気の流れが悪い室内で作業をしていると、体に熱がこもりやすくなります。
たとえば…
・ゴミ屋敷の整理中、窓を開けられず通気が悪い
・エアコンのない部屋での長時間作業
・水分補給を忘れて集中しすぎる
・マスクを着けての作業で呼吸が浅くなる
これらの状況では、体調を崩しやすく、知らないうちに熱中症になってしまうこともあります。
熱中症を防ぐ5つのポイント
① こまめな水分補給
のどが渇く前に水分を取りましょう。スポーツドリンクなどで塩分も一緒に摂取すると効果的です。
② 無理をしないスケジュール
暑い日中の時間帯を避け、朝夕の涼しい時間帯に作業を行うのが理想的です。長時間の作業は避け、定期的に休憩を取りましょう。
③ 服装に気をつける
通気性がよく、汗を吸いやすい薄手の衣類を選びましょう。帽子やタオルを使って日差しを遮る工夫も大切です。
④ エアコンや扇風機の活用
作業中は室温管理が非常に重要です。無理に窓を開けて換気するよりも、エアコンで適切な温度を保つ方が熱中症対策になります。
⑤ 単独作業は避ける
できるだけ家族や知人と一緒に作業しましょう。万が一体調不良が起きたとき、すぐに助けを求められます。
専門業者に任せるという選択も
「作業中に倒れてしまったらどうしよう」「体力に自信がない」といった不安がある方は、無理をせず、熱中症のリスクを避けるためにも専門業者へご相談ください。
当社オリエント綜合企画では、24時間年中無休で対応しており、エアコンが使えないような過酷な現場も経験豊富なスタッフが安全に作業を行います。見積もりは無料・即日対応も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
この夏、ご自身やご家族の命を守るためにも、熱中症には十分ご注意ください。無理のない計画と、安全な環境づくりを心がけていきましょう。